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2010/07/15

✄ 六週目


201079日(金)】
8:00過ぎ起床。
夜、エアコン付けず窓を開けていたせいか、結構快適に寝ることができた。
朝食をしっかり美味しくいただいて、10:00出発。
足の痛みはない。

一校目、宇賀地小学校。46年生で50人くらい。こじんまり。
外から入る風が気持ちいい。
お昼食べて、二校目、小出小学校。4年生だけで100人くらい。賑やか。
15:55学校出発。
16:05浦佐駅着。
16:25浦佐発上越新幹線に乗車。

ちょっと足が痛い。むくんでる感じ。
そして、上毛高原から大宮まではあっという間に夢の中に行ってしまい大丈夫だったけど、大宮過ぎて起きてから、腱がやたらと痛い。
ちくちくずきずき。
なんでだ?

18:00東京駅着。すごい雨。
10分しかないので、大急ぎで乗り換え。今度は東海道新幹線。
東海道新幹線の改札をくぐってホームに行くための途中のエスカレーターに乗ろうとしたら、警備員のおじさんがいきなり止めて、
「ダメだよ、この先エスカレーターないよ!
「は?
「あっち、エレベーターあるから」
(新幹線のホームなんだからないわけないだろ、という思い込みから)
「え、いや、ホームに行くんだけど…」
「ないない。あっちあっち!
不審に思いながらも言われた通りスロープ使って行くと目の前にエレベーターが。
「おおー」
とエレベーターに乗り込んで上がっていくと、もうそこはホーム。池袋とは大違いだ!
「おおー!
そして大混雑のホーム(北に行く新幹線のホームとは全然違う。なんか狭い気もするし)を駆け足のように急ぎ、新幹線に乗り、席についたら動き出す。
ぎりぎり間に合った。あの時おじさんに言われなかったら結構危なかったかも。

18:10東京駅発。車内結構広い。コンセントがある。
足の痛みは、高く上げるとおさまる。浮腫から腱を圧迫するのかな?
19:51名古屋駅着。
次は名鉄に乗り換えて知多半田まで。
新幹線の改札JRの改札名鉄乗り場へ。
「すみません、これで乗れるって渡されたんですけど」
「はいはい大丈夫ですよ。20:11の電車で四番ホームです。指定席か一般車両かどっちがいいですか?
「混んでますか?
「まだ大丈夫だとは思いますが…」
で、結局指定席に。
名鉄の駅員さんが全部教えてくれて簡単にチケットを購入、丁寧に案内されて、ホームに降りていくと、一般車両のホームはすごく混んでる。
よかった、指定席にして。
20:11名鉄名古屋駅発。
特別車両と一般車両が一緒に連結されている、なんか変な電車。6両編成。
20:43知多半田駅着。
タクシーでホテルまで。ものの23分で到着。すごく近くて、かえって申し訳ない。

チェックインして部屋に入ると、応接セットのようなものもあって広々快適。
みんなで近くの飲み屋に行って、食事。
これも堪能。

すごい贅沢だ。

2010710日(土)】
9:00頃起床。
ぐっすりのような、どこか熟睡できてないような…

足の痛みはない。
が、寝相が悪かったのか、膝がものすごく痛い。膝回りの筋肉もこそげ落ちているので、骨や関節が直に当たるような感触。
少し楽な姿勢にしたら痛みは取れる。

朝食はバイキング。でもやっぱり新潟の方が美味しい。


13:45に現地のスタッフさんと合流。車で15分くらいで現場に入る。
と、すごいホール。
初のちゃんとしたホール。
六角形を模り、客席が真ん中にあって、しかも少し沈んでる。
これ、面白いぞ、色々できるぞ、とみんなで大興奮。

無事終演後には懇親会にお呼ばれしてみんなで食事。
22:00すぎにホテルに帰ってくる。
なんとかお風呂(ユニットバス)に入って、なんか微妙に足が痛い。
浮腫もあってパンパンになってる。

腱から浮腫に及ぶまで、なぜか最近痛みが多い。
もう後十日くらいでギプスが外れるけど、大丈夫なのかな、とちょっと不安になる。


疲れた…

2010711日(日)】
8:30過ぎ起床。
足の痛みなし、浮腫も解消されてる。

ベッドに枕二つとクッション一つあって、他にもクッションが応接セットにいっぱいあったので、足元に置いて足の位置を高くしていたからかな。

今日は帰京。
出掛けに雨になって、タクシー利用。約2分。
駅員さんに聞いて、来る時と同様に指定席を利用。
10:13知多半田駅発の名鉄に乗って名古屋まで。
10:44名古屋駅着。
お土産とお弁当を買って、東海道新幹線に乗る。
11:10名古屋駅発。
12:34新横浜駅着。
横浜線に乗り換えて、八王子まで。
八王子からタクシーで現場まで行き、カルメンの稽古。すでにヘロヘロ。夜は稽古場所が変わって橋本へ。すごい雨。

滑ることにすごく気をつけていたのだが、一度、つるっ…と。松葉杖じゃなくて靴が!
思わず右足ぎゅっ! 痛って!! …けど、それほどでもない。…けど、大丈夫かな…

久しぶりの自宅。慣れたお風呂に入り、ゆっくりしてベッドに。
安心も相まって、熟睡。

2010712日(月)】
10:00前に起床。
やっぱり家が一番いい。熟睡し、のんびりと過ごせる。
そして、浮腫もなければ、痛みもない。

ただ、疲れが相当溜まってる様子。

午前・午後と、なんかぼんやりして過ごしていると、時々足がズキズキと痛む。何でだろう、浮腫だけではない、何か?

夜はカルメンの稽古だったため外出。
途中駅の中央林間で、エレベーターに乗る多くの健常者、というか若者。結局自分と杖をついた初老の男性が乗れずに第二便を待つ。
…おかしいでしょ…
譲れとは言わない。

歩け。


稽古後、初めて新百合ヶ丘からタクシーを使う。
実は、階段だったよなぁしかもタクシー並んでそうだし…と思ってたら、地上階に行くエレベーターができていて、しかも、タクシーの方が並んでる状態。
よかった、ラッキー、こりゃ楽だ。

で、僅か20分くらいで帰宅。


帰宅後、足が痛む。
ちくちくというかずきずきというか…断続的におかしな、でも小さな痛みが止まらない。

出来るだけ踵をつくようにして加重も意識しつつ松葉杖を最近はついてるんだけど、そのせいなのかな…とか言ってるとギプス外れてから心配だし…

足を上げると治まる。

やっぱり浮腫なのかな…?

2010713日(火)】
10:00ころ起床。
足の痛みはなく、浮腫もない。

なんとなくだらだらしてるような、とも言えず、午前中に一本電話を受けて、午後は違う仕事をのんびりとして、夜はトロバトーレの稽古。


の、稽古に行くために、永田町から南北線を利用。
エスカレーター・エレベーター完備。
でも南北線内座れず、相変わらずの無関心さを実感(特に中高生)。別にいいけどね。

稽古場所、エレベーターナシの4階。
ありえない、どういうこと?!
そして制作スタッフからは一言もなし。全てがあってはならないことの連発で、所詮こんなもんかと幻滅。
やってれば、好きに。
そのかわり俺(怪我人)を巻き込むなよ。


帰りは座れる。

相変わらず、元気そうな若者がエレベーターを使ってるけど、なんかこの不感症の時代というのか街というのか、もはや救いのなさを痛感。
未来はない。

最寄り駅に着いた途端に、急に大粒の雨が。
びっくり。ほんのちょっとの距離(改札からタクシー乗り場)で、びしょびしょに。
やれやれ。

あと一週間でギプスが外れる。

筋トレを意識するが、なかなかタイミングが合わなくて思うように出来てない。
テレビ見ながら時々足を股関節から回してみたり、上げ下げをやってみたり、筋肉を意識しながら動かすも、果たしてこんなんで大丈夫なのか、とちょっと疑問。

でもやらないよりはマシ。

2010714日(水)】
10:30ころ起床。
いい天気。
足の痛みはない。いつものことながら浮腫も解消されているし、ギプスの中身はすっかすか^^;

今日は昼のみ稽古なので、いろんな意味で気が楽。
何より電車。
ものすごい混雑はないし、帰る時もそんなに気にしなくていいし、のんびり帰ってこれる。
乗り換えも一回だけだし、使った事のある駅だし、

こういう些細なことが、気を保たせられる。
(でも帰りの電車はなぜか混んでた…)


稽古が17:00で終わって、最寄り駅に帰ってきたのが18:00ころ。
そうだ、ちょっと時間とゆとりがあるし、週末にはまた本番で地方に行くし、と思い立って、病院に。

ギプスに巻いてある包帯を新しいものに取り替えてもらう。

駅から病院までは、普通だったら23分で着く距離。
これを、えっちらおっちら松葉杖ついて、10分近くかけて、ようやく到着。
しんどい。
やっぱり素直に帰ればよかった、と思ったけど、新しくしてもらうと気分も変わって、ちょっと新鮮な気持ちになる。


いずれにせよ、この松葉杖ともあと一~二週間の付き合いだ。

大事に使おう。

2010715日(木)】
10:00ころ起床。
相変わらず、ギプスの中はスカスカで、もちろん痛みもない。

今までのほとんどが浮腫の痛みであったと思われる、今は違う痛みは、直接足首に時々激痛が走る。
それはきっと、繋がってる証拠だろうと前向きに考えて、
でもね、ギプスの中だから、どうすることもできないわけで、
ただ、悶絶するだけで、痛みが引いていくのを待つしかないこの状況は、いかんともしがたい精神的苦痛をも与える。

耐えるしかないけど、そのためには、繋がってる証拠だ、と思う他ない。

さて、今日は昼間にカルメンの稽古で、夜は明日本番のドン・ホセの稽古。

何とか時間に間に合うつもりが、エレベーターでいつもの不本意な待遇にあったりして、結局、合計三本の電車を逃してしまう。
歩くことは自分の責任だからそんなに気にならないし、
また、精神的苦痛にもならないんだけど、
そういうことは非常に辛くて、やたらと神経を逆撫でさせられてしまい、何かに八つ当たりしないと気が収まらないほどに鬱々とさせられる。

歩けなるなら歩けよ、そこの若者!!
お前だよ!!!


精神と肉体って、やっぱり繋がってるんだね。
精神的なダメージが大きければ大きいほど、肉体的な疲れも比例して増す。


できれば怪我はしたくない。
誰でもそうだ。
でも、怪我ではなく歩けない人だってきっといっぱいいる。
高齢者だって、いつかは自分だってその立場になるわけだし。

人の気持ちになれない人を育てる世の中は、どこかで誰かが警鐘を鳴らさなければ、きっとこのまま続いていき、いずれ大きな負債となって未来に受け継がれていくのだろう。
何が大事か?
人以外に、それ以上大事なものってあるのだろうか?


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