コート内で、キュッ…キュッ、と音が鳴る

何年かぶりにバレーシューズを買った。



あ、バレェじゃなくてバレーボール用のシューズね。

10年以上通い続けているジムがあって、なかなか行けなかったり、しょっちゅう行けたり、変動的なんだけど、そこでバレーボールを楽しんでる（←元バレー部）。

かれこれ何年も使い続けたお気に入りのシューズの底が、痛みと埃とからか、てゅるってゅるになってしまって、

そりゃもう滑る滑る。

怪我したら元も子もないので、新しいシューズを買った。


新しいシューズの一番嬉しいことは、
コート内で、キュッ…キュッ、と音が鳴ること。
これを聞くと、なんか嬉しくなる。

固くなってしまった以前のシューズは、何年も使い続けてせいか、さすがに足の形に馴染んでいて最高に使いやすくなってたんだけど、
当たり前のようにこの、キュッ、という音はしない。
だから久しぶりに聞くこの音は必要以上に耳に届き、それがまた、すごくいいのだ♪


…と言っても、判る人にしか判らないよね…

部活じゃないし、あくまで趣味だし、だから一足買うとそれこそ何年も買い換える必要がない。
前のシューズだって、全然使えなくなったわけじゃないし、
でも、このまま使い続ければ間違いなく怪我を招く。


でもだからこそ買う時に興奮する。

趣味に使うお金って、ある意味無駄なようだけど、そんな思いがあるから、きっといろんな意味で興奮するんだろうな…

次買うのは何年後だろう。


いや、もしかしたらこれが最後かも…？