熊本県は山鹿市に、八千代座はある。
八千代座というのは、いわゆる歌舞伎小屋で、国の重要文化財にも指定されている。
いざ舞台に立ってみると、客席のなんと美しいこと、全てが桟敷席で、もちろん花道だってあるし、使わなかったけど盆だってある。
そして、まさに歌舞伎小屋、
音楽家にはこれはきついだろうなぁ…でもこれ役者には最適だよなぁ、なんて、なんかそれだけで感動。
時間にして、二時間くらいしか居なかったけど(板に乗っていたのは30分)、なんか不思議な興奮を覚えた。
小屋に、立たせてもらった、というのか、いつもはどこの小屋でもその空間をすぐに把握できるんだけど、把握以前に、その歴史に飲み込まれてしまったみたいな、夢の中を心地よく彷徨っていた、みたいな、そんな感じだった。
今度は一期一会で行きたいなぁ…無理だろうなぁ(笑)
友人に、山鹿市出身の歌い手さんがいて、
八千代座生誕百年の記念イベントに呼ばれたため、
一緒にぜひ、と声をかけてくれたのだ。
八千代座というのは、いわゆる歌舞伎小屋で、国の重要文化財にも指定されている。
今現在も使用されており、坂東玉三郎さんとか、年に一~二回、八千代座で公演している。
もちろん他の名立たる歌舞伎役者さんだって乗ってる舞台だ。
まさか自分がその舞台に立つなんて…歌舞伎小屋の舞台に立てるなんて、一生に一度、あるかないか、だと思う。
さて、本番前日の夜に飛行機で熊本入り。
国内線なんて久し振り、なんてもんじゃないほど久し振りで、おかげでゲートで引っかかる引っかかる^^;
ベルト、ブーツ、ペットボトル…何度も何度も…;;;
熊本まで約二時間。その機内で翌日の原稿を作る。
翌日、誘ってくれた歌い手さんの実家でちょっと練習して、
それから小屋入り。
すると、自分たちの出番の時間や、持ち時間に大きな行き違いがあり、じゃあこれはやめよう、とか、これは残しておこうとかバタバタと急な打ち合わせから、あっという間に自分たちの出番の時間がきてしまう。
いざ舞台に立ってみると、客席のなんと美しいこと、全てが桟敷席で、もちろん花道だってあるし、使わなかったけど盆だってある。
そして、まさに歌舞伎小屋、
いわゆるコンサートホールのような響きは一切ない。
音楽家にはこれはきついだろうなぁ…でもこれ役者には最適だよなぁ、なんて、なんかそれだけで感動。
時間にして、二時間くらいしか居なかったけど(板に乗っていたのは30分)、なんか不思議な興奮を覚えた。
小屋に、立たせてもらった、というのか、いつもはどこの小屋でもその空間をすぐに把握できるんだけど、把握以前に、その歴史に飲み込まれてしまったみたいな、夢の中を心地よく彷徨っていた、みたいな、そんな感じだった。
今度は一期一会で行きたいなぁ…無理だろうなぁ(笑)
森山さん、ご無沙汰しております。(忘れてるかもしれませんが…)10年程前にミュージカル劇団にて稽古をつけていただいた中村と申します。
返信削除八千代座…素敵ですよね♪私も一度立たせていただきました。(在熊の劇団にて「オイディプス王」です!)
とても貴重な経験を積ませていただきました。
まさに一生モノの体験でした。