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2012/06/25

勝手にいろいろ盗ませてもらう

自分が台本を書くわけでもなく、また演出もしない、そういうコンサートの語りって久し振り。


多摩シティオペラの15周年記念公演が無事に幕を下ろした。
いつもいざって時にお声掛けしてくれる代表の方には、本当に感謝の気持ちでいっぱい。ありがとうございます。
今回は、15周年記念ということで、
過去に上演した演目のハイライト。演目も盛りだくさんで、しかもキャストもその当時のキャストを実際に呼んでやるから、これはファンとしては楽しかったと思う。


語りといっても、ありがたいことにしっかりとキャラクターを設定してくれているので、むしろ芝居に近い。
しかも一人二役。

自分が書かない台本って、すごく楽。というか難し楽しい。読解から始まって、もちろん台詞を覚える作業もするんだけど、読み込んでいくのが面白くて仕方ないの。
それを稽古場で演出家と摺り合せしつつ、また再構築していく。
ごく当たり前のことなんだけど、演じることだけに全集中力を注げることっていうのは実に嬉し楽しい。


もちろん、現場ではなんかいろいろなことが起こったりするんだけど、今回は、久し振りの他の演出家を間近で見れるってことで、そっちも凝視しながら、
なるほどこうやるのか、とか、こうするといいのか、とか
そんなことも考えながら現場にいた。
演出に関しては師匠がいるわけではないので、こうやって他の人の演出を見ることで、勝手にいろいろ盗ませてもらう数少ないチャンスを貰ってるような気にもなる^^;


ま、その時々をどのように過ごすかは自分次第なわけで、無駄にしてしまう時もあるし、そうでない時もある。
でも、それらが次に生かせなければ、それこそ何の意味もない。

全てが糧なんだな。

 

 

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