イスラエルにいた知人が一時帰国してきた。
先日久しぶり会って、嬉しいことにお土産を頂いた。
二枚のシャツ。
一枚は、スポーツウェアのようなポロシャツ。
もう一枚は、日本ではなかなか(絶対?)手に入らなさそうな七分丈のシャツで、胸元に刺繍が入っている。
袋から取り出してみると、独特の香りがする。
それは、ヨーロッパなど、海外でしか感じることのない匂い。
シャツに鼻を当て思いっきり吸い込む。
大好きなその香りが体中に満ちて、なんとなく幸せな気分になる。
学生の頃、世界中をリュック一つで歩いたが、その時に感じた自分の視野の狭さと現実の広さとのギャップを感じてものすごく脳みそが開けた感覚を思い起こさせる、その香りは、
それから10年以上経った今でも衰えることなく、鮮明に蘇らせる。
あれから自分はどう変わったのか。
確実なのは、その匂いが、自分の中に未だ残っているということで、そしてまたそれが未だ大好きな匂いであるということ。
10年後はどうなっているだろうか。
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