暑い暑い稽古がやってくると、今年ももう残り半分…
杉並区民オペラの「カルメン」が無事に幕を下ろした。
関係者各位には改めて御礼申し上げるとともに、
満員御礼となったお客様方には心より感謝の意を表したい。
杉並区民オペラの「カルメン」が無事に幕を下ろした。
関係者各位には改めて御礼申し上げるとともに、
満員御礼となったお客様方には心より感謝の意を表したい。
さてさて。
本番中何をしていたかというと、
四幕に限り、下手袖で照明Q出し。
(してるのにも関わらずさ…(怒)
何してんだろ?
おかげでラストシーン一度も見れなかったよ。
…と、こういうことはそんなにしょっちゅうあることではない。
というかむしろ滅多にない。
どういう意味かというと、
結局スタッフと連携が取れていないということ。
演出意図とか、演出効果とか。
勝手にされたり、また知ろうともしないで、小っさな脳みそで歪曲なイメージを押し付けてくるわけ。
がっかり。こっちゃ一生懸命に考え抜いて用意したってのにその全てが台無しで水の泡。あ~あ残念。
現場に入ってね、
いかにも自分が一番優秀だと思い込んでる人達に会うことが一番残念。
例えばね、一番最後のシーンで舞台上に照明で大きな十字架を出したかったの。
ところが出てきたのはなんとも中途半端な十字架。
そんなに難しいのかと、もしこれが初めてのことだったら素直にそう思ったかもしれない。でも実は以前に他の現場で他のスタッフが完璧な十字架を創り上げてくれたことがあって。
「演出家が拘るんだったら照明家はそれ以上に拘りますよ?」
と笑って言っていとも簡単にそれを表現してくれた。
出来るんだよ!!
やる前から出来ないなんて言い訳しないで考えろ!!
実際できる奴いるんだから!!
オペラをやるには、本当に沢山の人が必要で、実際、すごく沢山の人が関わる。だからこそ、自分に当てられた役割を、それ以上にこなさないとできあがらない。
なんのためにこの仕事をやっているのか、
そう自問自答できなくなった時、
初めてその人は要らない人になる。
そしてそれはもちろん自分自身にも当てはまるかもしれないから絶対そうなってたまるかと心底思う。
人の心を動かす感動は、
畏れなき者、誠意なき者には創れない。
それが真実。
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