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2013/05/23

疑え。

まぁね、いろんな言われ方をするわけですよ。


思うにでもそれは全て後付が基本なっていて、ここぞという時にだけ使う、持ち上げ言葉ってのも、実際あるわけです。
じゃあ、本心じゃないかっていうとこれがまたそういうわけでもなく、しかも悪意があるわけでもないから嘘をついてるわけでも決してないし、そこに関しては全くもって信用できるレベルにあるんだけど。

大事なのは、自分がそれをどのように正しく客観的に捉えられているかということ。

天狗になるのは簡単。
でも、舞台に立つということはジャンルは何であれそこに責任が存在しているということを誰よりも認識していることが普通である、というのが当たり前でなくてはならない世界に身を置いているということを常日頃背負っているか、ということになる。それが真実。

不思議でしょ^^

俺たちがやってる仕事って、ほんとは仕事じゃないんだよね。
他の誰かが「仕事」にしてくれてるの。
それが現実なの。

他の誰かに求めれて初めて芸術家って名乗れるわけ。

だからこれは職業じゃない。
これは人生なのだ。

大切なのは、今自分がそれをどう思いどのように認識しているかどうかであって、人からどう思われているかどうかではない。

今の自分は、芝居の舞台に出演できて嬉しいし、オペラの演出ができて楽しい。
台詞を覚えるのは大変だし、演出プランを考えるのはめんどくさい。
キャラクターを設立させるのには一難儀あるし、刹那を経常にするのも実に困難を極める。

でも、いずれも「面白」を発見できる。

他の誰がなんと言おうと、本物は面白いのだ。
それは変わらない。

だからやっているのだが、それを思い違いしている人のなんと多いことか。

疑え。
誰よりも自分を、疑え。
自分を信じることは慢心であることを学べ。

判らなければ判る必要はない。
所詮それまでってことだ。

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