全力だから、だから得られる

昨年記念年を迎えての今年新たなスタートを切った、柏市ニューイヤーコンサート。
気が付けば、関わり始めてもう5年目。
今年も無事に幕を下ろすことができた。


関係者各位には大変お世話になりました。
また、実に多くのお客様にご来場いただきましたこと、新年早々ありがたいことです。


昨年のメンバーとは、結構入れ替わりがあって、初めましての若手も多かった。
が、トップは変わってないので、団の持つ雰囲気や社会常識的なルールはきちんと守られているので、逆に若手にはこういう経験ができるのは良いことだと思う。


ただ、やはり「ありえない」ことはあるもので。

人選もまたとても大事な要素なのである。
たとえ、教育的に優れた現場でも、破ってはいけない人が破ってしまっては、元も子もないのである。
それを平気で破り、かつ、自己中心的というからなお性質が悪い。
できればクビにしたいがそれもできない。…ということを知っている、という…


なんでそんなことになっちゃうんだろう。
誠意も感じないし、いい加減な人にしか思えないし、芸だってそれほど上手いわけでもない。
必死で食らいついてくる若手のその心意気を、逆に見習ってほしい。


ともあれ。
毎年毎年、こちらとしてもすごく勉強になるし、糧にもなっているこの現場。
お客様のほとんどが、この会のファンでしかもオペラ知らず。
そういう客層を、いかに楽しませるか、そして、知らないオペラをいかに正しくしかも簡単に伝えるか。

全力だから、だから得られるのである。