熾烈を極めた。…のかなぁ??
相模原シティオペラ「椿姫」が無事に幕を下ろした。
昨年に引き続き関係者各位には大変お世話になり、
また、当日多くのお客様にご来場頂き、本当にありがとうございました。
さて、冒頭の「熾烈」とは…
人によって捉え方は違うし取り巻く環境も違うのだから、誰がなんと言っても、きっとそれは本当のことなのかなと思う。
本当にそれで大学出てるのかよ?!
一体何を勉強してきたんだ?!
何のために歌ってるんだ?!
仕方ない。それが現実なのだから。
ある意味、可哀想だ。
今回の稽古では、緻密にスケジューリングして、
何時~何時までどこそこのシーンをやる、と公表した。
その時間に現場にいればいいわけだから、他の仕事も工夫できると思ったからだ。
そしていざ蓋を開けてみると、ベテランや中堅どこは指定された時間に関わらずずっと稽古場にいて見学をしているし、何も知らない若手は、きっちりと時間通りに来て自分の出番が終わればさっさと帰っていく。
教える人が、それを教えられる人がいない。
何も学ぼうとせずに卒業して、
何の考えもなく現場に入ってきて、
そして一番迷惑を蒙るのはお客様で…
演出家や指揮者は「先生」とは呼ばれるが、決して先生じゃない。教えるつもりもないし、教える事自体が間違っているとすら思う。
(他の人がどうかは知らないが…)
足りない技術は、自分で金払って身に付けるべきだと思うし、それが出演者の義務だとも思う。
「椿姫」を演出するのは初めてではない。
純粋で、人間的で、それでいて品性が保たれている。
立場は違えど(いや絶対違うと思うが)、男なら女なら誰しもが経験のあるであろう、儚い恋の物語。
だからこそ難しい。
難しいのだよ。
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