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2012/08/18

エネルギーが、しっかりとしている

バレェの現場に入るのは初めてで、かなり刺激的だった。


チャリティ公演「くるみ割り人形」が無事に幕を下ろした。
ものすごく大勢の人間が関わった今回の公演で、面倒見てくださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱい。
ありがとうございました。


振付・演出は、イギリス在住のフランス人。
ミュージカル「キャッツ」でミストフォリス役を務めヨーロッパツアーに全参加という、そんな人。
しかも英国ロイヤルバレェ団のプリンシパルまで来ちゃって、っていう公演。
の助演で出演。

滅多にない機会。
普段ですらバレェを見ることなんてほとんどないのに、間近で、しかも稽古から見れて、その全てが初めての光景で、実に面白い。

そして何より、振付の先生がつける振りがすごく面白くて判りやすくて、楽しくて、そして素晴らしい。良いものへの追及が、そこに込めるべきエネルギーが、しっかりとしている。
ただ残念ながら日本人キャストはそれについていけない人が多々で、だからか、なんだか思い違い的な批判をする人もいて、
なんだかなぁオペラでも変わらないじゃん、結局は人なんだよなぁ、
と、せっかく異種の現場に入ったにもかかわらず感じることが一緒っていうおかしなループにはまった。


全てが初めてのことで、一番驚いたのが、とにかく楽屋が汚い。
というか乱雑としすぎてしまって、正直足の踏み場もないくらい。
これ、男性楽屋だけなのかな判らないけどなんか、しょっちゅう楽屋内のあっちこっちで、
あれがない、とか、あれどこいった?
とか、そんな会話が飛び交ってる。
普通に自分の物は自分とこ置いとけばいいのに、どうもひょいひょいとあちこちに脱ぎ散らかすらしい。

ただ、みなさんすごく良い人たちで、こんな素人にもすごく親切に接してくれて、良くしてくれて、本当にありがたかった。
思うに、歌い手と大きく違うのは、
バレェの人は、本当に幼少の頃からその世界にいるんだよね、だからか、礼儀も正しいし、謙虚でもある。小さい子の面倒も先輩たちがよく見てるし、というか自分達がそうされて育ってきたんだな、っていうのが判る。
小さい頃からオペラの世界でって人、いないもんね^^;

ま、どっちがいいかは、人それぞれ。それでいいんだと思う。
 
 
 

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