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2010/10/16

ただ言えばいいってもんでもない

「すごく判りやすくて評判が良かった」らしい…--;

名古屋の伏見電気文化会館で行われたコンサート、「ショパン、シューマン生誕200年記念
が無事に幕を降ろした。
当日ご来場頂いたお客様には厚く御礼申し上げるとともに、関係者各位にもまた大変お世話になり、改めて感謝の意を述べたい。
ありがとうございました。


ナビゲーターという役割で、わざわざ名古屋まで行ってきた。
コンサートにおける、そういう出演、というか本番というか、そういうのって最近よくある。

ようするに、説明役。

でも実はこれって意外と難しいのだ。
言葉だけに、音楽の邪魔をしかねないし、とは言っても言葉での説明も必要だし、
多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ、
ただ言えばいいってもんでもないし。

そして一番の大きな問題は、台本と演出。

今回は、台本を書いてくれた人がいるんだけど、やっぱりね、読む物と聞く物(つまりは言う物)って違うわけ。
読む場合は、日本語の場合漢字があるから、ちょっとくらい意味が判らなくてもなんとなく漢字の雰囲気で理解できることってある。
でもそれが、耳だけとなると。
そこを理解してもらうのが難しい。
(ちなみにオペラの台本にも同じ傾向がある。こちらはもっと質が悪くて、自分は書けてるなんて思ってるからね)

そして、演出。
今回はそういう演出は一切ナシで、そういう意味では本当にコンサートで、っていうか語りいらないじゃん、音楽だけの方がよっぽどいいと思うんだけど、って感じだった。


どうすればいいんだろう??
どうなっていくんだろう??


まぁそれでも。
出させてもらえるというのはすごく嬉しい。本当に嬉しいと思う。

重ねて、積んで、そうして次の世界が見えてくるのかな。
それとも、今でさえそうした進んだ世界なのだろうか。


自分の未熟さをより痛感したけど、まだまだだなぁってすごく思ったけど、だからこそその先に行きたいと思うのは傲慢なのかな?

1 件のコメント:

  1. ほんとうに難しいと思います。

    新しいものを作るより難しいかも

    感謝しております。 これはまた一つの新しい創作芸術です。

    M咲・・・。

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